赤単タッチ緑デッキガイド
赤単タッチ緑デッキガイド
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕は諸々ありまして、現状リアルのマジックイベントに参加できない体になってしまいました。しばらくはオンラインだけでマジックをやっていますが、GP京都までには復帰、参加予定です。

マジックアリーナをやるためだけにGTX1050の入ったパソコンに買い替えたりしたのですが、相場が下がってデッキが組みやすくなったのをいいことにMOをメインにやっております。アリーナではデイリーミッションとドラフトだけやってる感じで、ミシックランクとかは目指す予定がないです。BO1で初手に調整も入るとなると、マジックとは似て非なるゲームだなという印象で、少なくとも京都の練習には使えない認識です。

京都に向けては、まず色々なデッキ(スゥルタイ、エスパー、ドレイク、赤単、青単、白単)を回してみました。その中では赤単が最も使用感が良く、掘り下げを進めてみようということに。今朝でリーグ50マッチを終えたので、現在のリストをデッキガイドとしてまとめてみたというところです。今のメタゲームはスゥルタイ全盛で赤単は下火ですが、青単が数を増やしつつあり、PTの結果次第では今後の赤単の活躍もあるかと思います。興味のある方は、参考にしていただければ幸いです。

以下、デッキガイド----

●赤単の良いところ
①死に札になるカードが少ない
②状況に応じてアグロプランも除去コンプランも取れる
具体的には火力の汎用性が優れているという話で、プランの切り替えを行うミッドレンジにありがちな、対コントロール戦で除去を引きすぎて負けるということがこのデッキでは起こらないのが魅力。アグロデッキ相手では殴り合いはもちろんのこと、鎖回しで盤面を止めて狂乱でアドを稼ぐ除去コンプランも取れる。

●デッキリスト
回し始めた当初は純正赤単だったのが、16マッチ目からはタッチ緑に変更。

・メイン
4 ギトゥの溶岩走り
4 ヴィーアシーノの紅蓮術師
4 遁走する蒸気族
4 ゴブリンの鎖回し

4 ショック
4 稲妻の一撃
2 争闘+壮大
4 魔術師の稲妻
4 舞台照らし
4 実験の狂乱

14 山
4 踏み鳴らされる地
4 根縛りの岩山

・サイド
2 凶兆艦隊の向こう見ず
2 軍勢の戦親分
3 再燃するフェニックス
4 燃えがら蔦
1 争闘+壮大
3 溶岩コイル

●タッチ緑の理由
緑マナが出なくて負けるというリスクもあるわけだが、下記2枚が素晴らしい使用感のため採用。デッキパワーが大きく向上したと確信。

・争闘+壮大
飛行に6点 or +4/+2トランプル
ハイドロイド、ライラ、各種ドレイク、ジン、破滅をささやくものを除去できる。アタッカーを生き残らせたり、ダメージレースでキルターンをずらせる等、非常に使い勝手が良い。使いたいタイミングとしては中盤以降で、その頃には緑マナも揃っている公算が高いという点もかみ合っている。特に対エスパーコンで、火による戦いのようなライラ専用除去を採用しなくてよくなるのが嬉しい。

・燃えがら蔦
対エスパーコン、ネクサスの最終兵器。ライフゲインの多いエスパー相手にサイド後の相性を劇的に改善。対ネクサスでは荒野の再生、アズカンタを割って良し、置きっぱなしにしても良しと獅子奮迅の働き。

●メイン戦でのTips
・実験の狂乱
土地を置いてからキャストするか、置かずにキャストするかはいつも迷うところ。土地が5枚程度であれば置いてからキャスト、潤沢なマナ源があるなら置かずにキャストを現状はセオリーとしている。
狂乱を設置した状態で狂乱がめくれた時は、キャストしないことも検討したい。相手ターンでの動き次第ではハンドのカードを使う必要がある場合も出てくるし、エンドに割ってもすぐに次が引けるわけで。2枚も並ぶと窮屈でいけない。
基本はメイン2にプレイがセオリー、ダメージレースが白熱している場合は速攻生物と争闘+壮大狙いでメイン1プレイも検討。

・舞台照らし
4マナのカードをサイドインした際は、緊急性がなければ3ターン目以降に打ちたい。
狂乱置いた状態で舞台照らしを打つ場合、優先権保持したままにして状況起因処理でインスタントがめくれればキャスト可。

・遁走する蒸気族
パワーが4になったら一度殴る方が良い

●各マッチアップ
50戦終えての戦績は31-19。サンプル少ないので各マッチアップでの戦績もほんの参考程度で。
各サイドボーディングは画像2枚目

○スゥルタイ(7-3)
勝ち越してはいるもののやはり苦手なマッチ。サイド後のプランも現状で何が正解かはっきりしない。メインは野茂み歩きをケアしつつ、誤魔化していくしかないが、サイド後はどっしりアドバンテージを狙う戦略で今のところうまくいっている。今後、殺戮の暴君が流行るようであればこのプランは見直しが必要。
火力は基本的に盤面に使い、粘り強くプレッシャーをかけ続けて、相手に好きにさせないのがポイント。大体長期戦たまに短期戦。
Tips
・野茂み歩きが育っても、サイド後は凶兆艦隊から除去を拾えるので慌てない
・フェニックス追放除去に対応で火力を使って墓地に落とす

〇エスパーコン(3-1)
メインは全敗。勝ったマッチはサイド後に全部取り返してる。燃えがら蔦と狂乱が置けると優勢になりやすい。屈辱で割られはするものの、どのリストも多くて3枚なのでどれかは生き残る。プレインズウォーカーには積極的にダメージを与える。ライフ30以上になってもあきらめない、狂乱か蔦が複数置けていれば勝ち目はある。超長期戦上等。
Tips
・舞台照らしは温存したい、争闘+壮大がめくれると弱い
・凶兆艦隊で2ドロー拾う際はマナ立ってないか注意

○赤単(1-4)
なんやかんやで今の赤単は構成が多彩(狂乱型、アグロ型、バーン型、ビッグレッド)。相手の型を正しく見極めるのが大事で、ここを間違えて負けていると思われる。画像のインアウトは狂乱型、ビッグレッドの場合。対アグロ型、バーン型は狂乱を抜いてダメージレースした方が勝ちやすいと思われる。短期戦になる。
Tips
・相手の3ターン目直前に蒸気族をキャストしない
・フェニックスをめぐるゲームになりがち、回答は温存したい

○白単、タッチ赤、タッチ青(5-4)
鎖回しの分有利なはずだけど、赤単と分かるとケアされるのでそんなに簡単でもない。基本は除去コンプランで。白単側は絆魂もあるので殴り合いは損になりがち。サイド後はタフ1生物を減らしてアジャニ等で長期戦に備えてくるので、前のめり過ぎるサイド、プレイングにならないよう注意。狂乱で中、長期戦に持ち込みたい。
Tips
・展開よりは除去を優先する方が裏目が少ない。生物のサイズアップで火力圏外になってしまいがちのため(ベナリアの軍司令、ロクソドン、不敗の陣形、サイド後はアジャニもあり得る)
・徴税人がいると相手ターンに火力打ちづらいので忘れないよう注意
・トカートリいるとロクソドンのサイズアップも消える、残すのも有り

○イゼットドレイク(2-0)
メインは死に札が多い。コンボデッキを相手にしているつもりで、短期決戦をめざす。サイド後は対応手段増えるので相性は改善。サンプルが少ないので現状ではまだなんとも言えない。短、中期戦
Tips
・猛竜の幼生のトークン出る能力は激昂のため、溶岩コイルで除去してもトークン出てしまう

○青単(7-0)
1ゲームしか落としていないので多分相性が良い。生物、スペルの質で勝るので、長期戦になれば自然と有利になる。
Tips
・2マナ構えは本質把捉を警戒。タフ1が並んでいても鎖回しのキャストは慎重に
・2マナ構えはマーフォークのペテン師も警戒。パワー1で無闇にアタックしない

○ネクサス、ティムール、バント、シミック(3-1)
短期決戦を目指す。ネクサス側も毎回最短でコンボを決められるわけではないので、赤単の速度であれば間に合う場合も多い。サイド後は燃えがら蔦を引けるかと、どのように使うかがかなり重要。
ブロッカーとして成長室の守護者、ティムールでは再燃するフェニックス、バントでは徴税人をサイドインしてくる場合がある。溶岩コイルは1-2枚くらいはサイドインしてもいいのかもしれない。
Tips
・燃えがら蔦は序盤であれば、即起動で荒野の再生の破壊に使ってもよいかもしれない。中盤以降でライフがそこそこ詰まっているのであれば置きっぱなしが本筋
・不自然な4マナ立てにはエリマキ神秘家を警戒
・争闘+壮大はフォグのリスクを冒して無理に使おうとせず、ハイドロイドやライラの除去として温存も検討

50戦中、上記以外の負けは、門、グルール、セレズニア。マイナーながらどれも赤単の天敵。

以上、デッキガイド終わり----

今後について
赤単の掘り下げは、PTの結果次第では今後も進めたい所存です。青単大流行りでスゥルタイが減るとか。もう100戦くらい回したら、これの続きも書くかもしれません。一緒にやる人いれば連絡ください。
ひとまず今週いっぱいはまったり赤単以外を回してみようかなと思います。GPメンフィス優勝のラクドスなんかも気になりますので。

それでは今日はこの辺で
PPTQ行脚再開①(BGミッドレンジ)
というか今シーズンでPPTQ終わりなんですよね。
せっかくなのでなのと、PWP全然なので久々に行脚再開しようかなと

スタンはMOでの導入と同時にスタート
下記変遷をたどり最終的にはBGミッドレンジに

青黒諜報
グリクシス諜報
エスパーコントロール
BGミッドレンジ
トカートリの儀仗兵入り白単
ジェスカイコントロール

BGミッドレンジ

1870あったレートが1710に。一体何チケどぶに捨てたやらではあったが、それなりの納得感を得てBGの調整を開始。とはいえリストのばらつきが大き過ぎでポイントを絞れず、週末までコピーデッキを回すだけに留まる

金魚のデッキを回していての所感は下記

・破滅をささやくもの
→同型で微妙、不採用

・ラノワールのエルフ
→ロングゲームで不要牌、毎回サイドアウト

・4まなヴラスカ
→4マナ域渋滞気味、ヴィヴィアンリードに変更

・青赤バーン
→2連敗したので対策に貪る死肉あさり採用

上記を踏まえ、なんとなく組んだBGで初参戦

10/20 PPTQ
R1 BGミラー ××
殺戮の暴君対処できず

R2 グリクシス 〇〇
ふんわり勝ち

R3 エスパーコン ××
テフェリーにうまく対応できず
エディクト生物は必要

反省を踏まえた二日目のリストが画像の通り

10/21 PPTQ

R1 GWトークン 〇〇
サイドから儀仗兵と殺戮の暴君入ってきた

R2 BGミラー×〇×
このマッチはテンポ負けも時々起こるみたいで

R3 BGミラー×〇〇
暴君に暴君で対処するマッチ

R4 アブザンミッドレンジ 〇〇

R5 ID

SE1 BGリアニ 〇〇

SE2 WRエンジェル ××
サイド後はアドバンテージ勝負に。相性自体は良さそうだけど飛行生物を除去しきらないとなのが大変。

2日目間での所感下記
・殺戮の暴君
→絶対必要、主に同型

・貪る死肉あさり
→青赤バーンは会場には一人もいなかった
→結局効くのかは試せていない

・呼び覚ます者イザレス
→接死で暴君に対抗可
→タフ3なので採取最終で盤面に残る
→放置するとアド稼ぐ、1枚くらいは採用可

・原初の死、テジマク
→6マナ相応のはたらき

・ラノワールのエルフ無しの構成
→同型が相手でもリソース勝負で受けつぶすプランになる
→PW入れすぎると殴り切られる


来週にはBGに色を足したミッドレンジが台頭してきそう
今回はこの辺で

GP京都のチームはRPTQイクサランの時期に結成。年末はファイナルズ、神決定戦とスタンダードが好調だったので当時担当はスタン。その後、禁止改定でエネルギーが逝ってしまい、グリクシス、王神、副陽、赤単と回してみるものの手ごたえが感じられず断念。

モダンに担当を替わってもらい、解禁カードを使うアプローチでジャンド、ジェスカイ、ブリーチ辺りを回してみる。しっくり来るような来ないようなブリーチを回すのに期間を浪費するも、リアルイベントで7連敗したのをきっかけにGPの2週間前ながらデッキ選択をやり直す。

オンラインで練習していたときに気になっていた5c人間をすがる思いで組み、2リーグ4-1でなんとかなるかもと調整を開始。サイドも含めてリストが固まっているアーキタイプなので短期間でも詰め切れるだろうという考えもあった。

最終的にオンラインで26-13、リアル4-2でこれならなんとか戦えるだろうと本番は5c人間で参加。正直GPの準備でここまで悩み苦しんだのは初めて。チーム戦のプレッシャーもあって余計に。

7連敗しても自分を責めなかったチームメイトには本当に感謝。おかげでなんとか立ち直れた。

5c Humans
Creatures:37
4 Champion of the Parish
1 Kytheon, Hero of Akros
4 Noble Hierarch
4 Kitesail Freebooter
4 Meddling Mage
3 Phantasmal Image
4 Thalia’s Lieutenant
3 Thalia, Guardian of Thraben
4 Mantis Rider
4 Reflector Mage
2 Huntmaster of the Fells

Spells:4
4 Aether Vial

Lands:19
4 Ancient Ziggurat
4 Cavern of Souls
4 Horizon Canopy
1 Plains
2 Seachrome Coast
4 Unclaimed Territory

Sideboard:15
2 Auriok Champion
2 Kataki, War’s Wage
1 Selfless Spirit
2 Izzet Staticaster
2 Sin Collector
2 Huntmaster of the Fells
2 Grafdigger’s Cage
2 Dismember

デッキについては別途で書く予定。

GP 京都 2018
R1 〇〇  BWtokens
R2 〇〇  Tron
R3 〇×〇 Hollow one
R4 ××  GW company
R5 ×〇〇 Humans
R6 〇×〇 Ad naeseum
R7 ×〇〇 Titan Shift
R8 ×〇-  GW company
R9 ×〇× Burn
R10 〇-   Storm
R11 ×〇〇 Dredge
R12 〇〇  GW company
R13 ××  Bogles
R14 〇×× Jund

チームは7-7
個人は8-4-2
途中で終わったR8は五分、R10は勝勢という感じ。

負けた試合はR4が明確に下手。他はまあしょうがないかなという印象。
R4が人生初ビデオフィーチャーで完全に舞い上がってしまい、またカンパニーに対する理解も足らんかった。練習してても他のアーキタイプのデッキリスト巡回を怠ってるのはほんとに片手落ち。


今回のGPは準備が苦しかっただけにいつも以上に走り切った感があって、終わった今となっては虚無感がすごい。フィーチャーマッチでの心残りもリベンジの機会に備えて頑張りたい。


チーム構築というフォーマットについては、案の定チーム要素薄くてちょっとどうなんだろう感はあり。チームメイトのおかげで勝てて二日目進出を決めたりとかは、大いに盛り上がって楽しかったけれど。


全体的にネガティブになったけど、5カ月ぶりのGPでみんなと久しぶりに会えたのは、ただそれだけで楽しかった。自分のチーム以外にも知り合いがたくさんフィーチャーに呼ばれていたのも素晴らしいなと。寄せ書きもありがとうです。

今後の予定
RPTQ(オンライン)
GP北京
GP千葉
GP香港

それではまた次回

ダイアリーノートにこれだけ輝かしい戦績を書く日が来るとは思いもよらず。
MTG的には非常に大きな飛躍の年となりました。

海外GPを多めに行ったり、ちょっと知り合いも増えたり、マジックへの関わり方も変化した年だったかと。

マジック始めて丸5年、続けてきてほんとよかった。

3月 GP静岡スタン 13-2 12位/2719 PP4 1000ドル PT権利
5月 GP神戸モダン 12-3 61位/2795 PP3 250ドル
7月 GP京都リミテ 10-5 285位/2397 PP1
  PT京都    8-8 172位/464 PP3 ブロンズ到達
8月 RPTQスタン  3-4 53位/81
9月 日本選手権   8-4 56位/619
  GP静岡チーム 9-4-1 41位/557
10月 GP香港リミテ 10-4-1 56位/731 PP1 250ドル
11月 GP上海スタン 9-6 118位/714
   RPTQモダン 4-2 12位/44   27パック
12月 MMMfinal   5-3 63位/207
   finals    6-2 22位/198   72パック
   神挑戦者   5-2ドロップ
   例の身内大会 8-4+se 1位/16  クオカード

現実問題ブロンズ維持は絶望的だけど、ブロンズじゃなくなってもプロツアーは目指していきたい所存。あともう一回出られたら一旦の区切りかなとも思う。

ともあれ来年も海外GPは目いっぱい遠征したいし、たくさん練習したい。
今年の振り返りはこんなかんじで
遠いからという理由で当初はあまり乗り気でなかったけど、知り合いがたくさん参加表明していたので、これは是非行かねばと参加を決意。

激動のGP上海が終わって以降11月後半は休養に充てて、12月入ってからスタンの練習を再開。あと上海は濃すぎたのでそのうち旅行記を書くつもり。

上海では4cを使って9-6。使ってて不満は無かったけれどもっと良いデッキもあるのではという感想だった。
練習開始時とりあえず当時気になってた青白系デッキから試していった。不朽とかトークンとか王神とか。しかしそのどれもがスカラベ神にボコボコにされ、レートが50下がったところで調整を断念。

次に試したのがJaberwocki 4cエナジー。どうせみんなスカラベ神使うのだからヴラスカの侮辱が使える構成が有利なのではと調整を開始。最初はいけるかと思ったけど、マナベースの脆弱さもあって普通の4c以外に有利がつかないため、これもレートが40下がったところで調整を断念。

結局上海までの経験値がある通常の4cを調整することに。
上記を踏まえて試したいアイデアは無数にあったので、時間切れまでひたすらテストを繰り返した。

デッキリストは下記
Creatures:21
4 Longtusk Cub
4 Servant of the Conduit
4 Rogue Refiner
4 Whirler Virtuoso
2 Vizier of Many Faces
3 The Scarab God

Spells:16
4 Attune with Aether
2 Abrade
1 Essence Scatter
4 Harnessed Lightning
2 Chandra, Torch of Defiance
2 Confiscation Coup
1 Vraska, Relic Seeker

Lands:23
4 Aether Hub
4 Botanical Sanctum
1 Fetid Pools
3 Forest
1 Island
1 Mountain
3 Rootbound Crag
1 Sheltered Thicket
4 Spirebluff Canal
1 Swamp

Sideboard:15
1 Abrade
3 Chandra’s Defeat
1 Duress
1 Die Young
3 Negate
1 Nissa, Steward of Elements
1 Search for Azcanta
1 Hour of Devastation
1 River’s Rebuke
1 Vraska, Relic Seeker
1 Nicol Bolas, God-Pharaoh

リストの原型はMOの5-0リスト。
コンセプトとしては4c同型相手にメインから優位に立つことを意識。

4c同型ではゲームの7割近くが下記で左右されていると考えてる。
・土地がちゃんと伸びる
・スカラベ神が先に定着

上記を踏まえた対策として下記をテスト。
・土地23枚
・スカラベ神3枚
・その他スカラベ戦に貢献しそうなカードをメインから採用

上記の構成にしても、他のデッキに対する相性がそれほど悪くなっていないと感じたのでそれぞれ適用。
目的を持ってカードを採用していると、自信を持ってプレイできて色々と良かった点も多いと思う。

以下サイドプランと指針

4c同型
意識する勝ち筋(負け筋)
・土地詰まり
・牙長獣ビート(先手)
・3ターン目PW定着(先手)
・スカラベ神
・川の叱責

先手
in
1 nicol
1 nissa
1 azcanta
1 duress
1 rebuke
out
1 longtusk
1 whirler
2 abrade
1 vraska

後手
in
1 nicol
1 azcanta
1 duress
1 devastation
1 negate
1 chandra defeat
out
4 longtusk
1 whirler
1 chandra

牙長獣は先手後手に関わらずサイドアウトする前提のプレイヤーが多くて、先手で牙長獣を残すプランがうまくはまったゲームが多かった。ムラエさんの配信の影響も大きかったかもしれない。

Tips
・序盤のマナクリ除去は裏目少なし
・ニッサX6からの10点を警戒
・川の叱責でニッサ戻す場合も注意
・栄光をもたらすものが場にある場合、墓地の多面相に注意

その他没アイデア
・1マナクリーチャーハンデス
みんなサイドからクリーチャー減るからイマイチ
・PW多め
スカラベの方が基本強い


赤単
意識する勝ち筋
・序盤除去→スカラベが理想
・牙長獣ビート
・つむじ風トークンビート

in
3 chandra defeat
1 abrade
1 die young
1 devastation

out
1 fetid pools
1 vraska
2 vizier
2 chandra

Tips
・ボーマットの追放枚数がハンドの枚数超えるも起動しない場合→ハゾレト持ち
・フェロキドン、メンターを優先で除去
・タフ6作ってハゾレトブロック
・ならず者よりもつむじ風からが丸い

その他没アイデア
・黒カルトーシュ
ハイドラ不採用のため


こんな感じでファイナルズ参加

R1 4c 〇×〇
R2 サイクリング 〇×〇
R3 ティムール ×〇×
R4 gpg ××
R5 赤単 〇〇
R6 ティムール 〇×〇
R7 4c 〇〇
R8 打撃体ティムール 〇×〇

6-2で22位 2Boxもらってまずまず

宿なかったけど、現地で探してもう一泊。神挑戦者決定戦参加。

R1 4c 〇×〇
R2 赤単 ×〇〇
R3 4c 〇〇
R4 ティムール 〇〇
R5 緑白トークン 〇〇
R6 4c ×〇×
R7 打撃体 ××

5-2でドロップ
最後負けた相手が7-2で抜けてたから可能性あったかもやけど体力の限界。


全体的に、特にファイナルズはよく出来た方という感想。
マジックしばらくイベントないので休養期間入るけれど、準備含めてかなり楽しめたので今回は満足してる。

来年もモチベーション高く頑張りたい。

それでは今回はこのへんで
日本選手権2017
日本選手権2017
日本選手権2017
RPTQ終わったらチーム戦のGP静岡までゆっくりするはずだったのが、賞金がついたり、周りの人がみんな参加するとかで自分も行くことに。

RPTQでは後述する色々なじたばたをしてはみたものの結果はさっぱりだったので、今回はリベンジの意味もあったかなと

結果は下記
R1  ティムール〇〇
R2 ランプ〇〇
R3 白単機体〇〇
R4 ティムール××
3-1
R5 青赤××
R6 青赤〇〇
R7 青黒〇×〇
2-1
R8 青白〇〇
R9 赤白〇〇
R10 赤黒〇×〇
3-0
R11 ゾンビ××
R12 ティムール〇××
0-2

トータル8-4の70位
プロツアーに続いてドラフトの好成績を生かしきれず。
一日の間に複数フォーマットやるのは新鮮でよかった。刺激的なゲームも多くてそこは満足してる。

以下今シーズン総括
・構築
以前だとカード資産の都合とか、結構行き当たりばったりでデッキ選択していたのを、複数のデッキを回して実績ベースで選ぶようにした。具体的にはトップメタのデッキ5種でリーグ2回づつ出て、最も成績の良かったデッキを調整するというような感じ。RPTQではこの方法で赤単を選択して爆死しているものの、デッキを以前よりもフラットな目線で評価できるようになったと感じる。
あと上記の結果、昔よりも押し付け系のデッキ選択が増えたと思う。GP神戸以降、結果にも出てきているので、今後も調整に入るデッキの決定を急ぎ過ぎないようにしたい。

・リミテ
ドラフト、シールドの両方で感じることだけど、教科書通りに得意な色でピックしてデッキを組めることもあれば、偏ったよく分からない流れのなかでデッキを組まないといけない場合も当然ある。きれいなデッキを組むだけが練習ではないなと思う。基本も抑えつつ、難しいプールや局面を提示されたときのための引き出しを増やせるような練習をこころがけたいと。

・MO
極論オンラインではいくら負けてもいいと思ってる。イベント本番でやらかすよりも、オンラインで失敗をして本番に活かす方がマシという考え。だから構築では時間のある限りシークレットテクや変形サイドボードを試したり、リミテなら敢えて苦手な色を練習したりするべきなんだと思ってる。おかげさまでここ最近はなかなかの破産ぶりだけどあんまり気にしないことにしてる。

・プレイング
自分のプレイングを誰かに見てもらう機会が必要だと強く感じる。リアルでは取れる時間に限界もあるが、これは何か考えないと先はない

・今後の予定
GP静岡(かなり楽しみ)
GP香港
GP上海
RPTQ
ファイナルズ
元気ならラストサンなども考えてる

今回はこの辺で
PT破滅の刻
PT破滅の刻
PT破滅の刻
初めてのプロツアー
ほんとに凄かった。一言で言って人生があった
色々あり過ぎたので全部箇条書きにしてみた。


準備
・運よく玉田さん主催のドラフト練習会に参加出来、その後もスタン準備のために足しげく通う
・MOの結果がほとんど使い物にならず
・scgも色物が多くスタン調整は難航
・ティムール昂揚→オケチラ→機体と試す
・abkn氏にその他自分で回せない分のデッキを試してもらうなど
・GPもあったので神戸でドラフト合宿も

プロツアー前日
・午後休取って会場へレジストに
・会場行く途中から海外マジックプレイヤーの霊圧をビシビシと感じる
・会場着、受付らしきカウンターでdciと名前を伝える
・名札、パック、スリーブ、Tシャツ、カバンを受け取ってプレイエリアに
・画面の向こうでしかお目にかかれない有名プレイヤーがそこかしこに!
・適当にドラフトを見学しつつスタン回したり、買い物して一人で帰宅
・デッキはオンラインで提出、23:59締め切り

1日目
・コンビニで飯を買い込み、会場へ
・テーブルでスタン回したりしていると、ドラフトの準備するから退いてねとアナウンス
・ドラフトポッド貼り出される、その席でシートオールも済ませる
・挨拶の英語に手加減がない(国内GPみたいにゆっくりしゃべってくれない)

1stドラフト
・そうこうしているうちにドラフトが突然始まる
・1パック目は青を中心に赤、黒、白も2枚ずつピック
・2パック目レアが黒、黒は1パック目で流したカードも弱めだったので青黒に
・3パック目は流れがよく、まあまあなレアがそこそこ拾えた
・R1,R2とも50分を使い切りつつ辛勝
・ここでプロツアー初参加プレイヤーのインタビュー、完全にテンパる
・R3 1本目取ってこれはいったかと思いきやドラゴンにいかれて2-1
・ここまできても会場の雰囲気に慣れず

スタン
・赤単に有利をつけるべく、軽い構成の機体を選択
・しかし当然ながらリーグで当たる赤単とプロの赤単ではクオリティが違った
・有名プレイヤーを踏みまくる(うれしい悲鳴)
・どの対戦も超熱戦で接戦
・トッププロの意思をもったプレイを前に、それを汲み取ろうとしてプレイしていると自分もうまくなったような気になる
・プロツアーではお互いが相手のプレイにリスペクトがあって、互いの意思を読み取ろうとするハイレベルなゲームが新鮮だった
・ランプ、赤単に勝ち、赤単x2、青赤コンに負けで2-3
・初日は4-4
・終了時刻は7時くらい
・晩御飯は4人で焼肉
・お酒は飲まず帰宅

その他
・対戦前に握手とHello nice to meet you.Im 〇〇.good luck!はみんなやってた。気持ちのいい人達ばかりだった。
・対戦後も握手


2日目
・会場の雰囲気に慣れる

2ndドラフト
・白アグロのパーツを中心にピック
・できれば白青がやりたかったが緑が空いていたので緑白に
・途中でラスが流れてくるが白2マナ3/1をピック
・3パック目にロナス ツイてた
・R1は黒ラスゴにしゃくられるも2,3ゲームではケアして勝利
・R3が緑多色、ラスゴを流したのを覚えていて、白が入っていたので警戒
・2-1のトータル6-5でお昼ご飯

スタン
・赤単の悪夢、ハゾレトの回答が無く苦戦
・除去とハゾレトだけで負ける
・消化試合のラインになると段々カジュアルな雰囲気になるのはGPと一緒
・プロポイントレースかかってる人はまた別だけど
・赤単、オケチラに勝ち、赤単x3に負け
・トータル8-8でプロツアーを終える

ご飯
・8人でグリル小宝で食事、おいしくて量もすごい
・プロプレイヤーの方々との貴重な交流


展望
・今回のプロツアーでプロポイントが3点入って合計11点、ブロンズレベルプロになれました。RPTQ権利が合計4回分もあり、大きなチャンスがあります。来季はなんとか1回、あわよくば2回プロツアーを目標に、海外GPも視野に入れつつ精力的に活動したいですね。

最後に
・ツイッターやライン、会場での応援に感謝です。今回のプロツアーが、特別な体験になりました。今後の励みにしたいと思います。

それでは今回はこのへんで
静岡の13-2は偶然だったと言われないよう、神戸も頑張ろうと思った。

デッキは死の影ジャンド。静岡終わってすぐに試したデッキで、初回しのリーグが5-0だったことからデッキパワーを確信。青系の死の影にメタられて下火になった時期もあったけど、神戸の前週くらいにはノーマークになってて、メタ上での立ち位置も悪くなかったと思う。

爆発的に流行した時期があったおかげで、デッキリストは大量に、デッキガイドやサイドボーディングの情報もたくさんあった。仕事が多忙気味で時間不足なのを、インターネット上の情報でカバーできると思ったのもこのデッキの選択理由。

主に参考にしたのは下記
http://www.mtgsalvation.com/forums/the-game/modern/tier-1-modern/772090-deaths-shadow-jund#Matchup

http://mtgkita.hatenablog.com/entry/2017/04/02/102658

他「Death’s shadow guide」で検索して出てくる記事など

デッキリスト
1 血の墓所/Blood Crypt
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
1 神無き祭殿/Godless Shrine
2 草むした墓/Overgrown Tomb
4 汚染された三角州/Polluted Delta
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 沼/Swamp
4 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs

4 死の影/Death’s Shadow
4 通りの悪霊/Street Wraith
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf

2 突然の衰微/Abrupt Decay
3 致命的な一押し/Fatal Push
1 終止/Terminate
4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
2 コラガンの命令/Kolaghan’s Command
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope
4 ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble
1 タール火/Tarfire
2 ティムールの激闘/Temur Battle Rage
4 思考囲い/Thoughtseize
4 ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald

Sideboard
1 古えの遺恨/Ancient Grudge
2 集団的蛮行/Collective Brutality
1 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
3 未練ある魂/Lingering Souls
1 苦い真理/Painful Truths
2 外科的摘出/Surgical Extraction
1 大渦の脈動/Maelstorm Pulse
3 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
1 イーオスのレインジャー/Ranger of Eos

最初は自分のアイデアを強く反映したリストだったけど、回している間に段々と2つ目の記事のリストに近づいてった。

練習は、晴れる屋モダン杯、CBO、MMMとMOでは20リーグ程度。あとリュージに練習会誘ってもらったり。もっと練習しないと、、、と毎日思っていたけど、集中力の上がらない日はMOしないようにしていて、このくらいの量にとどまった。

他には1つ目のサイトを参考に、アーキタイプ毎のサイドインアウトを書き出して、一人回しで昂揚の感触を確かめたりしてた。

GP神戸2017
R1 bye
R2 bye
R3 親和 ××
R4 エスパートークン×〇〇
R5 グリクシス死の影×〇×
R6 BGミッドレンジ〇〇
R7 UWマーフォーク〇〇
R8 BWエルドラージ〇〇
R9 ドレッジ××
6-3
R10 グリクシス死の影×〇〇
R11 エスパーコン×〇〇
R12 タイタンシフト×〇〇
R13 グリクシス死の影〇〇
R14 親和〇〇
R15 ジャンドt青死の影〇〇
6-0
トータル12-3で61位
プロポイント3点と250ドル

正直言って実力以上の成績とも思う。
でも静岡に続いて連続マネーフィニッシュなんて天にも昇る気持ち。
台北以外の海外GPにも積極的に出たいななんて思ったり。
デッキも全く不満なかった。



今回も実りの多いグランプリでした。
結果は良く、静岡(秋)のチームも決まり、ぐっちょんさん権利獲得でPTでぼっちじゃなくなり、さんりゅうさん松本さんとも交流させていただいたり。試合後のご飯や、一緒に遊んでくれるみんなには感謝しています。

次回のGP京都も楽しみにしています。
そうそうあることじゃないので遅ればせながらも日記に

デッキは下記リンク
https://www.mtggoldfish.com/deck/597973#paper

3/1占術2の入った機体はあんまり好みじゃなかったけど、バリスタ型はとてもよく手に馴染んだので静岡の2,3週間前にこれで行こうと決心。

回し始めてすぐ、バリスタとのシナジーや機体、4cサヒーリに強力なことを考慮してアヴァシンをメインに

静岡の週に、MO上でティムールタワーや4cサヒーリがサイドから否認を積み始めていたので、サイドからPWコンにするプランは弱いと気づく。セキセイ氏にデッキが全体的に殴れるクリーチャー少なくない?と指摘をもらっていたので、相手のサイドプランの裏をとるべくサイドに難題の予見者を採用。

GP前日、PWが減った分チャンドラの誓いの誘発が狙いにくくなり、相手のPWに触る手段が乏しいと感じたので、その枠を焼夷流に変更。

あと気にしたのはマナベースで、白黒に寄ってる色事故の少ない構成を選んだ。


GP静岡 本戦
R1,2 bye
R3 マルドゥ機体〇〇
R4 マルドゥ機体〇〇
R5 4cサヒーリ 〇×〇
R6 マルドゥ機体〇××
R7 赤青現出 〇×〇
R8 4cサヒーリ 〇〇
R9 マルドゥ機体××
R10 4cサヒーリ 〇〇
R11 マルドゥ機体〇〇
R12 マルドゥ機体〇〇
R13 マルドゥ機体〇〇
R14 マルドゥ機体〇〇
R15 マルドゥ機体〇〇

最終13-2でプロツアー権利ゲット!

まさかこんなに勝ってしまうとは、、、
引きの強さが爆発してた。

ほとんど同じアーキタイプに当たっているようだけど、サイド後の戦略が十人十色で、ずっと同じようなゲームをやってる感覚はなかった。


でもほんとによかった。
プロツアーに出られるなんて一生に一度あるかないかだと思っていたから、ほんとに今回は嬉しかった。

広島勢の友達もできたし、ほんとに実りの多いGPだったと思う。

お祝いの言葉もたくさん頂いて、感無量です。
ありがとうございます。



とりあえず来週からは、GP神戸に向けてモダンの練習しよ

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