第36回蒼猫杯とshoN村杯
2014年2月12日 TCG全般モダンを始めてからこれまではいつもトロンを使っておりましたが、思うところあって最近はトリコカラーのデッキを回しております。この辺の理由等は次の日記にでも書きます。
スタンダードの啓示コンに関しては手足と同じようにとまではいかなくとも、自分の小指くらいには自在に扱える自信があったのでモダンの啓示コンも似たようなものだろう、と思っていた時期が私にもありました。いざモダンのトリココンを回してみると、カードパワーが高すぎて、キャントリップが多すぎて、自分も相手も手札が全然減らなくて、行動の選択肢が多すぎてもう気が狂いそうでした。
モダンフォーマットに半年間も触れながらこうなってしまった理由としては二つあります。トロンを使っていた時分には、モダンに存在するデッキは大体「的」で、塩撒きを撃ってくるデッキは「訓練された的」ぐらいにしか考えていなかったこと。霊異種が登場する前のスタンダードにおけるコントロールミラーマッチの消耗戦に関する経験がないことです(傍から見てていつも気の毒だとはおもってた)。
現在のスタンダードにおける啓示コンなどは扱う人間によってリストが十人十色であります。しかし幸いにもモダンのトリココンに関してはテンプレート的なデッキリストが既に存在していたので、やみくもに対戦を重ねることで、まずはそのリストを噛み砕くことから始めました。
ビートダウン、ミッドレンジ、コントロールなどの基本的なアーキタイプはスタンダードにおいても存在するので、それらとの戦い方を掴むことはそこまで苦労はしませんでした。しかし欠片の双子や出産の殻を用いたコンボデッキの存在はモダンならではであり、これらのデッキとのマッチアップで求められる独特の速度感には未だに慣れないです。土地を十何枚も並べた上で天界の列柱を起動しても、返しのターンでカウンター合戦に敗れコンボを決められて負けるということを何度か繰り返したりもしました。
と、いうことで今回の蒼猫杯当日までの目標を、モダン環境に存在するデッキや入っているカードを覚えること、キキジキや双子に絡んだ無限コンボに対して有効なサイドボードを考えることに定めました。
以下はテンプレート的なトリココンのリスト
http://www.happymtg.com/decks/view/D059164
メインボード
3《乾燥台地/Arid Mesa》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3《島/Island》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《蒸気孔/Steam Vents》
3《硫黄の滝/Sulfur Falls》
3《地盤の際/Tectonic Edge》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
4《電解/Electrolyze》
3《稲妻/Lightning Bolt》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3《マナ漏出/Mana Leak》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《疑念の影/Shadow of Doubt》
3《呪文嵌め/Spell Snare》
2《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
2《熟慮/Think Twice》
2《至高の評決/Supreme Verdict》
1《神の怒り/Wrath of God》
1《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
サイドボード
2《天界の粛清/Celestial Purge》
1《焼却/Combust》
2《対抗変転/Counterflux》
1《拘留の宝球/Detention Sphere》
1《払拭/Dispel》
2《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2《塩まき/Sowing Salt》
2《石のような静寂/Stony Silence》
1《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1《損耗/Tear》
さて蒼猫杯に向けて、デッキリストは概ね上記のものからあまり改変する気はなかったのですが、メインボードにおいて使いにくい(使いこなせない)と思うカードがあったことも事実であり、そのあたりについては改変しました。以下の三枚です。
呪文嵌め
ギデオン ジュラ
神の怒り
順に参りましょう。呪文嵌めで打ち消したい呪文としては、タルモゴイフ、闇の腹心、瞬唱の魔道士、自分が後手番の際のサリア、マナ漏出や差し戻しといったカウンターが主となると思います。手札で腐るリスクがあっても出来れば入れたいカードであることに違いはありません。しかし先日の禁止改定の影響でジャンドが数を減らしたことは大きく、また乗り手の力量もあいまって唱える対象の少ない、手札に来てもあまり嬉しくないカードとなってしまいました。一方同じ軽量カウンターであってもマナ漏出は安定感があって使いやすく、手札に来て非常に嬉しいカードだったので一枚こちらに替えました。
トリココンの勝ち筋としては、相手を押さえ込んでマウントを取る事はもちろん、いざとなれば火力や瞬速クリーチャーを用いて相手のライフを削りきるプランも取れるデッキであるかと思います。しかして上記のリストのフィニッシャーはどれも勝つまでに時間がかかります。復讐のアジャニはまだ良かったのですが、ギデオン・ジュラはやや重すぎました。天界の列柱を含め、ソーサリータイミングで大きくアクションできるタイミングを見計らうことは自分には難しかったので、下記の神の怒りと合わせて修復の天使に替えました。
神の怒りですが、全体除去を撃ちたいシチュエーションがそもそも少なかったことと、再生不可の特典が最後のトロール・スラーンぐらいにしか有効でないということで外しました。
お次にサイドボードです。
対抗変転について、これはカウンター合戦で強いカードかというとあんまりそうではないですし、コンボデッキに対しては有効ですが、焼却の方が1マナ軽く、また同じ働きをするということで外しました。
他の部分はほとんど不満がなかったので、空いたスペースに対無限コンボ専用の最終兵器を実験的に採用しました。
以下が蒼猫杯にて用いたリストです。
メインボード
3《乾燥台地/Arid Mesa》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3《島/Island》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《蒸気孔/Steam Vents》
3《硫黄の滝/Sulfur Falls》
3《地盤の際/Tectonic Edge》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《修復の天使/Restoration Angel》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
4《電解/Electrolyze》
3《稲妻/Lightning Bolt》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4《マナ漏出/Mana Leak》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《疑念の影/Shadow of Doubt》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
2《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
2《熟慮/Think Twice》
2《至高の評決/Supreme Verdict》
1《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
サイドボード
2《天界の粛清/Celestial Purge》
2《焼却/Combust》
2《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
2《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2《塩まき/Sowing Salt》
2《石のような静寂/Stony Silence》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1《損耗/Tear》
相手が盤面を逆転させうるカードを引く前に、速やかに勝負を終わらせることがフィニッシャーの役割です。自分が求めていたコンボデッキに対するフィニッシャーとは、相手の邪魔をしながら上記のような自分の主張も通していける攻防一体のカードです。修復の天使や瞬唱の魔道士などは、相手の動きを阻害しながら(主にライフを守りながら)クロックを刻める理想的なフィニッシャーではあるのですが、ライフの関係ない軸をずらした駆け引きを挑んでくるコンボデッキに対しては、その軸に対応したフィニッシャーを用意したいと考えました。その結果がこれなわけですが、サイドインできるマッチアップは双子、殻、感染、トークンと以外に多く、初見殺しな点も相まって、うまく機能してくれるのではとの期待を持ちました。イラストも好みです。
第36回 蒼猫杯
モダン
スイス4回戦(16人)
R1 トリコトラフト○○
R2 黒緑ハンデス感染×○○
R3 出産の殻○×○
R4 赤単バーン××
最終順位二位
shoN村杯
モダン
スイス3回戦(12人)
R1 出産の殻○○
R2 ヘイトベアー××
R3 感染○○
最終順位三位
何気にモダントリコを使い始めてからは初めての勝ち越しでそれは嬉しいのですが、商品が商品なだけにやっぱり優勝したかったです。当初の目的である二項目に関しては概ね達成された他、エリシュ・ノーンも二回は場に出て相手の心を折ってくれたので、その辺は大体満足しています。
感想。メインボードのフィニッシャーをやや軽めに寄せる構成は、ハンドに溜まらず使っていてストレスがなかったです。火力と組み合わせて、以前より楽に相手のライフを削りきれました。またエリシュ・ノーンについて、4ターンキルが最速となるモダン環境で、除去耐性のない7マナクリーチャーは選択肢としてありえないという考えが自然であるかと思います。正直自分としても合理的な判断ではないし、今回は偶然、相手にとってあまりにも予想外であったこともあって、うまくいったのだと思っています。しかし構築におけるカード選定に、先入観を持たないことは自分の信条の一つであります。今後の採用に耐えるかどうかは、もう少し使ってみて判断したいと思います。
反省としては恒常的なライフゲイン手段(殴打頭蓋など)をサイドボードに用意しておかなかったこと、ヘイトベアーなどのメジャーでないデッキの勉強が足りていなかったことなどでしょうか。勝ちきるためにもGP神戸に向けて、完璧を目指したいところです。
スタンダードの啓示コンに関しては手足と同じようにとまではいかなくとも、自分の小指くらいには自在に扱える自信があったのでモダンの啓示コンも似たようなものだろう、と思っていた時期が私にもありました。いざモダンのトリココンを回してみると、カードパワーが高すぎて、キャントリップが多すぎて、自分も相手も手札が全然減らなくて、行動の選択肢が多すぎてもう気が狂いそうでした。
モダンフォーマットに半年間も触れながらこうなってしまった理由としては二つあります。トロンを使っていた時分には、モダンに存在するデッキは大体「的」で、塩撒きを撃ってくるデッキは「訓練された的」ぐらいにしか考えていなかったこと。霊異種が登場する前のスタンダードにおけるコントロールミラーマッチの消耗戦に関する経験がないことです(傍から見てていつも気の毒だとはおもってた)。
現在のスタンダードにおける啓示コンなどは扱う人間によってリストが十人十色であります。しかし幸いにもモダンのトリココンに関してはテンプレート的なデッキリストが既に存在していたので、やみくもに対戦を重ねることで、まずはそのリストを噛み砕くことから始めました。
ビートダウン、ミッドレンジ、コントロールなどの基本的なアーキタイプはスタンダードにおいても存在するので、それらとの戦い方を掴むことはそこまで苦労はしませんでした。しかし欠片の双子や出産の殻を用いたコンボデッキの存在はモダンならではであり、これらのデッキとのマッチアップで求められる独特の速度感には未だに慣れないです。土地を十何枚も並べた上で天界の列柱を起動しても、返しのターンでカウンター合戦に敗れコンボを決められて負けるということを何度か繰り返したりもしました。
と、いうことで今回の蒼猫杯当日までの目標を、モダン環境に存在するデッキや入っているカードを覚えること、キキジキや双子に絡んだ無限コンボに対して有効なサイドボードを考えることに定めました。
以下はテンプレート的なトリココンのリスト
http://www.happymtg.com/decks/view/D059164
メインボード
3《乾燥台地/Arid Mesa》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3《島/Island》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《蒸気孔/Steam Vents》
3《硫黄の滝/Sulfur Falls》
3《地盤の際/Tectonic Edge》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
4《電解/Electrolyze》
3《稲妻/Lightning Bolt》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3《マナ漏出/Mana Leak》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《疑念の影/Shadow of Doubt》
3《呪文嵌め/Spell Snare》
2《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
2《熟慮/Think Twice》
2《至高の評決/Supreme Verdict》
1《神の怒り/Wrath of God》
1《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
サイドボード
2《天界の粛清/Celestial Purge》
1《焼却/Combust》
2《対抗変転/Counterflux》
1《拘留の宝球/Detention Sphere》
1《払拭/Dispel》
2《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2《塩まき/Sowing Salt》
2《石のような静寂/Stony Silence》
1《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1《損耗/Tear》
さて蒼猫杯に向けて、デッキリストは概ね上記のものからあまり改変する気はなかったのですが、メインボードにおいて使いにくい(使いこなせない)と思うカードがあったことも事実であり、そのあたりについては改変しました。以下の三枚です。
呪文嵌め
ギデオン ジュラ
神の怒り
順に参りましょう。呪文嵌めで打ち消したい呪文としては、タルモゴイフ、闇の腹心、瞬唱の魔道士、自分が後手番の際のサリア、マナ漏出や差し戻しといったカウンターが主となると思います。手札で腐るリスクがあっても出来れば入れたいカードであることに違いはありません。しかし先日の禁止改定の影響でジャンドが数を減らしたことは大きく、また乗り手の力量もあいまって唱える対象の少ない、手札に来てもあまり嬉しくないカードとなってしまいました。一方同じ軽量カウンターであってもマナ漏出は安定感があって使いやすく、手札に来て非常に嬉しいカードだったので一枚こちらに替えました。
トリココンの勝ち筋としては、相手を押さえ込んでマウントを取る事はもちろん、いざとなれば火力や瞬速クリーチャーを用いて相手のライフを削りきるプランも取れるデッキであるかと思います。しかして上記のリストのフィニッシャーはどれも勝つまでに時間がかかります。復讐のアジャニはまだ良かったのですが、ギデオン・ジュラはやや重すぎました。天界の列柱を含め、ソーサリータイミングで大きくアクションできるタイミングを見計らうことは自分には難しかったので、下記の神の怒りと合わせて修復の天使に替えました。
神の怒りですが、全体除去を撃ちたいシチュエーションがそもそも少なかったことと、再生不可の特典が最後のトロール・スラーンぐらいにしか有効でないということで外しました。
お次にサイドボードです。
対抗変転について、これはカウンター合戦で強いカードかというとあんまりそうではないですし、コンボデッキに対しては有効ですが、焼却の方が1マナ軽く、また同じ働きをするということで外しました。
他の部分はほとんど不満がなかったので、空いたスペースに対無限コンボ専用の最終兵器を実験的に採用しました。
以下が蒼猫杯にて用いたリストです。
メインボード
3《乾燥台地/Arid Mesa》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3《島/Island》
1《山/Mountain》
1《平地/Plains》
1《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《蒸気孔/Steam Vents》
3《硫黄の滝/Sulfur Falls》
3《地盤の際/Tectonic Edge》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《修復の天使/Restoration Angel》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
4《電解/Electrolyze》
3《稲妻/Lightning Bolt》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4《マナ漏出/Mana Leak》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《疑念の影/Shadow of Doubt》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
2《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
2《熟慮/Think Twice》
2《至高の評決/Supreme Verdict》
1《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
サイドボード
2《天界の粛清/Celestial Purge》
2《焼却/Combust》
2《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
2《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2《塩まき/Sowing Salt》
2《石のような静寂/Stony Silence》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
1《損耗/Tear》
相手が盤面を逆転させうるカードを引く前に、速やかに勝負を終わらせることがフィニッシャーの役割です。自分が求めていたコンボデッキに対するフィニッシャーとは、相手の邪魔をしながら上記のような自分の主張も通していける攻防一体のカードです。修復の天使や瞬唱の魔道士などは、相手の動きを阻害しながら(主にライフを守りながら)クロックを刻める理想的なフィニッシャーではあるのですが、ライフの関係ない軸をずらした駆け引きを挑んでくるコンボデッキに対しては、その軸に対応したフィニッシャーを用意したいと考えました。その結果がこれなわけですが、サイドインできるマッチアップは双子、殻、感染、トークンと以外に多く、初見殺しな点も相まって、うまく機能してくれるのではとの期待を持ちました。イラストも好みです。
第36回 蒼猫杯
モダン
スイス4回戦(16人)
R1 トリコトラフト○○
R2 黒緑ハンデス感染×○○
R3 出産の殻○×○
R4 赤単バーン××
最終順位二位
shoN村杯
モダン
スイス3回戦(12人)
R1 出産の殻○○
R2 ヘイトベアー××
R3 感染○○
最終順位三位
何気にモダントリコを使い始めてからは初めての勝ち越しでそれは嬉しいのですが、商品が商品なだけにやっぱり優勝したかったです。当初の目的である二項目に関しては概ね達成された他、エリシュ・ノーンも二回は場に出て相手の心を折ってくれたので、その辺は大体満足しています。
感想。メインボードのフィニッシャーをやや軽めに寄せる構成は、ハンドに溜まらず使っていてストレスがなかったです。火力と組み合わせて、以前より楽に相手のライフを削りきれました。またエリシュ・ノーンについて、4ターンキルが最速となるモダン環境で、除去耐性のない7マナクリーチャーは選択肢としてありえないという考えが自然であるかと思います。正直自分としても合理的な判断ではないし、今回は偶然、相手にとってあまりにも予想外であったこともあって、うまくいったのだと思っています。しかし構築におけるカード選定に、先入観を持たないことは自分の信条の一つであります。今後の採用に耐えるかどうかは、もう少し使ってみて判断したいと思います。
反省としては恒常的なライフゲイン手段(殴打頭蓋など)をサイドボードに用意しておかなかったこと、ヘイトベアーなどのメジャーでないデッキの勉強が足りていなかったことなどでしょうか。勝ちきるためにもGP神戸に向けて、完璧を目指したいところです。
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